茶李(ちゃり)
- ナムル皇帝 
- 2023年5月31日
- 読了時間: 1分
更新日:2023年10月2日
334~389
手動型駆動騎馬「茶輪虎(ちゃりんこ)」の騎馬隊を創設した人物。
麿帝国の南セルフガバーン地区の隣にある泥見茶(どろみてぃ)山脈の生まれ。
この辺りは、山民族が悠々自適に暮らす山地であった。
その中の梅苦(バイク)族であると言われている。しかし、勢いのある麿帝国が4世紀頃から騎馬隊を駆使して侵略するようになった。高地で馬が生産しづらい環境であったため、
物資を奪われては追いつけず、連戦連敗を重ねた。
茶李は村の水車をボーッと眺めているだけの人物で
「穀潰し」
と呼ばれているほどであった。
しかし、水車を眺めていた彼は動力源を「水→足」に変換し、
前輪と後輪で馬のような形の乗り物を作ってみた。
これを「茶輪虎」という。
馬と異なり暴れることのない制御しやすい茶輪虎は老若男女使うことができ、
戦力不足と機動力を獲得し麿帝国に連戦連勝した。
遂には茶李を中心とした北伐を決行。(387年:チャリで北)
北伐にて麿帝国の騎馬隊に平地でも勝利し、
泥見茶山脈への恒久不可侵を条件に和平を結んだ。
(388年:泥見茶不可侵条約)
故郷の平和を取り戻した茶李はまた水車を眺めるだけの穀潰しになったと言われている。
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