第一次ダニルダニ大戦⑥(終)
- ナムル皇帝 
- 2023年9月25日
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ダニルダニ諸島連邦を防衛するため転進したSNS弾圧派(ダニルダニ諸島連邦のみ)
の部隊は南部フィ・リコピン島のゼーダニディア城に防衛戦を構築。
しかし、マーロ・レ・ミション、ブシ政権の軍事力は非常に高く、
ゼーダニディア城はわずか3日で陥落寸前まで陥る。
ここが破られると次は首都のダニルダニ。もはやと思われたその先。
ヘガデル航空幕僚長とスカトル博士が作り上げた「屁行機」が空を舞った。
数百機の屁行機が敵方の陣地に爆撃。特に数日にわたり食料庫を繰り返し
絨毯爆撃されたために、戦闘継続が困難となった。
敗戦間際の空軍発足により奇跡的にゼーダニディア城を防衛した
ダニルダニ諸島連邦はこのタイミングで和議を提案。
SNS弾圧派、SNSに自由戦線ともに兵士たちの厭戦気分が蔓延しており、
各々戦闘継続は困難と判断。停戦にいたった。
翌年1910年に首都ダニルダニで
「SNSを発端とした全戦争の終戦条約(SNS終戦条約)」
を全勢力が締結し、終戦となった。
しかし、ニューブリテンの密約の履行等ダニルダニ諸島連邦には非常に分の悪い
終戦条約であり、未回収のニンダンニ(港湾都市のニンダとダンニ)が生まれる。


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