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白故受(ハクコウ)

  • 執筆者の写真: ナムル皇帝
    ナムル皇帝
  • 2023年3月21日
  • 読了時間: 2分

更新日:2023年10月1日

835~895

華犠国の将軍。

派手な武功こそないものの、国を愛する名士であり、

また、名家の生まれで不自由過不足なく生きていた。同じく将軍であった黒故謝将軍からは

「何もしねー7ばんどうろのカビゴンみたいなやつ」と揶揄され、一方的に嫌われていた。


努力の黒故謝と血統の白故受。

二人の決裂は国の崩壊を意味し、白故受はそれを理解していた。白故受は日々日程が詰まっている黒故謝の日程表を見て周りの廷臣達に

「黒故謝殿がいるからこそ、国は成る。だが彼の凄さに皆一歩引いた距離で

付き合おうとしている。もっと私は彼と国のために私心なく協力できればと思っている。」と。これを聞いた黒故謝は翌朝白故受の自宅の門の前で座り、オムツを履いて泣きながら土下座していたと言う。

「何をなさっているのですか。」白故受が語りかける。

「私は飛んだ勘違いをしていた。実績を残していないとあなたを卑下して、馬鹿にしていました。ですが、私心なき忠臣だ。私はあなたに何と言えばいいか検討もつきません。」

と黒故謝が語る。

「私は国のため、大義のために生きています。ですが、何も残せてはいません。

あなたのように武辺がある訳でもないです。ですが、今あなたと争えばそれは大義に背くことであることを知っています。私は、正直金持ちだし女にも困らないぐらいには暇です。故にあなたの嫌な仕事を何でも受けます。あなたは天下のため、さらに前へとお進みください。」白故受が自虐風自慢で語る。

「ありがとうございます。お互い国のため尽くしましょう。あなたのためなら私は首を刎ねられても構いません。」黒故謝が語る。

「me,too(笑)」by白故受。


この白故受と黒故謝が絆を結んだエピソードを「ホウ・ケイの交わり」と言う。

上記の一幕の後二人でピンサロに行ってお互いがホウ・ケイであることがわかったため

この名がついている。

黒故謝の武辺はますます名を高め、白故受は国のため雑用をこなすのであった。

この両輪が上手く噛み合い華犠国はイストラグンド大陸の覇者となっていく。


コラム:暇だからという自虐語りスラング「白故受」

白故受。つまり暇だから手伝うよ。付き合うよ。みたいなニュアンス。

だが現代ではこの意味にマウント感がついてまわると言われている。

メチャクチャ忙しい年商億単位のフリーランスがいるとしよう。

彼に仕事の委託したいときに白故受。と言われたら、

それは「金には困ってないけど、請負してやるよ。」みたいな意味合いとなる。

自然をマウントを取った感じになるのだ。

皆さんはビジネスのコンタクトでは白故受の使用は距離感を定めてから使用しよう。

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