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ヘーデル・ワイフ

  • 執筆者の写真: ナムル皇帝
    ナムル皇帝
  • 2023年3月11日
  • 読了時間: 2分

1778~1821

「ミ〜ソ〜レ〜ド〜ファ〜 ミ〜ミミ〜ファ〜ラ〜ソ〜」

皆小学生迄にリコーダーで吹いたことがあるであろう。

何を隠そう、彼女が「ヘーデル・ワイフ」を作曲したヘーデル・ワイフである。

彼女はイストラグンド大陸の貧しい農村の生まれであったが、清廉、かつ献心的な

「ヤット・イタ・カラ」教徒であった。

生来たっぷりおならが「プ〜」と甲高く鳴る体質であったことから自身のおならに

自信を持つことができなかった。

それでも彼女は「俺はできる。」とケフィアと昆布のみを臭い消しのために食べ続けた。


その努力が実ったか。20才の時、突然白馬の貴公子「ヤイモ・キオ・ナーラ」に見初められる。

「僕と焼き芋の匂いが充満するような臭い家庭を築いてください。」と。

彼女は喜んで彼に愛を誓った。

ケフィアと昆布が彼女のお尻を蝕んていることも知らずに・・・


彼女はヤイモ・キオ・ナーラ王子と1男1女をもうけるが

次第に王子が冷たい反応になっていくことに不思議に感じていた。

ある日、たっぷりおならが出た。

「臭くないわ。」



そう、それはー

ケフィアと昆布が生み出した「おならの無臭化」であった。

臭くなくなった彼女は離縁を突きつけられ、独り身となった。晩年独り身となった彼女は「私がもっと臭いおならを出せていたら・・」と

悔やみ続けた。その思い歌に込めたものが「ヘーデル・ワイフ」。

現在では小学生も親しむカジュアルな音楽というイメージがあるが、

一人の女性、侘びしさや郷愁を込めた歌であることを忘れてはならないのである。

そして、なんでもかんでも神に頼ることが正しいのかという世論へと結びついていく。

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