ヒュト・チョー・クアンユー
- ナムル皇帝 
- 2023年3月7日
- 読了時間: 2分
更新日:2023年8月25日
654~691
ドラゴン・ジョー大陸の詩人、経営者。
長く続く戦乱の中、連合政権による約600年ぶりの国家統一を唱えるが
戦争だらけの大陸には響かず彼は政治を引退する。
「パラディス・フロン・ディスタブーン」にて隠遁生活を続ける最中
ちょいとした酒の席で隣ですったもんだあってもみくちゃになったおじさんの頭を見て
「ハゲのような光沢」と「ハゲの光沢」について考え始める。
前者はわかりやすく光沢をハゲが修飾しているのに対し、
後者は「の」を使用することでより修飾している感じがぼやかされる。と着想した。
つまり現代の直喩と暗喩の概念を生み出した。
それを「ハディク・ショナリーゲ」に書き残し、
後世の作家達に文章表現における多大な影響力を与えた。
彼の巧みな言葉の力は大陸内の各国家の傭兵集めの広告文句として重用され
彼は自身のライティングスキルを活用することで戦争終結を目指した。
そして680年に広告会社「アサイー・ウーメー」を立ち上げた。
どうやらアサイーが大好きだったようである。
しかし、自身の言葉が戦争へ向かう血気盛んな若者を創り出していると気づく。
残念ながら晩年の頃には「アサイー・ウーメー」社内には彼の薫陶を受け継いだ
弟子達が多く在籍。会社を運営しており、実質ゴーストライターとして機能していた。
そのため、戦争を止めたいと思いとは裏腹に戦乱を加速させてしまった咎を自らに背負いながら彼はたくさんの財に埋もれ、死んでいったという。
彼の残した遺産は莫大であったと言われる。
ただ彼はそれを使わず質素な生活をしていたという。
遺産は遺書の通りに戦乱で貧困になった人々への恵みとして与えられ、
「ワードネーション」が世界に生まれたきっかけとなった。
※遺産を運用した会社は小会社の「パクチー・クッセー」。こっちで言うと赤十字みたいなものである。

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