ギクとシャクの乱
- かげろふ
- 2023年3月12日
- 読了時間: 1分
マーチャント・シーにおける小さいいざこざとして有名。
ギクとシャクはマーチャント・シーに浮かぶポッコリデチャッタ小島で幼少期より多くの時間を過ごしてきた。
ある時、ギクはワカメ漁に出かけていた。
ワカメを運ぼうとした際、ワカメが足に絡まりヌルヌルしてしまって転んでしまった。
ギクの右足の親指の骨折の知らせを聞いたシャクは、ギクの様子が心配になった。
そこでシャクは、共通の友人であるチャンパン・ネブガドネザルフドレスダンチョウに相談した。
「ケガをした友人にお見舞いの品を持っていきたいのですが、カニクリームコロッケでいいですか?」
チャンパン・ネブガドネザルフドレスダンチョウは応えた。
「まあ、いいんじゃない。それで。」
シャクはカニクリームコロッケをもってギクのお見舞いに行った。
すると、ギクは、「コロッケは好きだけど、今ヌルヌルしたものはそんなに食べたくない。カニクリームの気分じゃない。」と言った。
シャクはせっかく持って行ったのに悲しくなって「2度とこねーよ!」と言ってしまった。
2人はそのあと少しばかりの言い争いをし、物事が円滑に進まないことを、のちの人は「ギクシャク」と呼ぶようになった。
後日シャクは男爵芋コロッケを渡したところ、普通にギクは食べてくれたそうな。
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