イーガン・タイショック
- ナムル皇帝 
- 2023年7月9日
- 読了時間: 2分
1666~1733ドンポラー王国の音楽宮廷事務員。
彼は生まれつき隻眼のため、職場でバカにされ、いじめられ
半ば強制だが、依願退職扱いで事務員を解雇された。
やっとの思いで勝ち取った。王国の音楽宮廷の事務員。
いい大学出て、受験勉強頑張って。結局これか。
なぜ会社は僕のことを守ってくれないのだろう。
悪いのはアイツらなのに。辞めるべきは、アイツらなのに。
会社はクソだ。法人だって?法律上は人間扱いされやがって。
俺が会社に潰されるのは許せないが、
会社を俺がこき使って潰すのは悪くないだろ。
法人が死ぬことは殺人とは違う。社会的な死だ。罪にはならない。
人間がみんなこの思いを持てば、法人を人間の共通の敵にすることで
僕みたいな退職はなくなるのではないか。そう考えた。
その後、社会から隠遁した彼は様々な法律、定款を読み、
キャリアコンサルティング業を始めた。
顧客の多くは同じく会社から不遇な扱いを受けた人々。
が、定款を読めば、民法を擬えば、法人を実は使い倒せるのだ。
・有給を堂々と100%使う。
・診断書をもらって最も休める休職方法を模索する。
・テレワークでいっぱいお昼寝する。
(指示を与えていない時間は手待ち時間のため指示をしない法人が悪い。) 等々。
法人如きに遠慮せず、堂々と使い潰す。
それを皆が実践して一人一人が楽しく生きられる社会を。
その一心で働き続けた。仕事で疲れた社会人たちはどんどんと彼に相談を持ちかけ、
幸福を求め会社を使い潰すようになった。
結果、たくさんの企業が社内の環境改善を迫られるようになり、
ドンポラー王国にはホワイトな企業のみが残るようになった。
よって、今のホワイト企業の多さランキング1位を築くようになったのである。
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