イワヒコ
- ナムル皇帝 
- 2023年3月7日
- 読了時間: 2分
更新日:2023年4月8日
220~301
レコバカーリ大陸にはじめての国家を生み出した人物。
草原を移動し生活する民達に共同体の意識を植え付けた。
現在ではレコバカーリ大陸の全民族の英雄として
「イワヒコ」がレコバカーリ大陸全国家で統一通貨となっている。
彼は遊牧民の「ホノヒコ」の長男として生まれる。
父は岩にこけて大怪我をし、それが元で亡くなる。そのため、頭でっかちになることで
防御力をあげようとした長男は「イワヒコ」という名前で元服した。
彼は頭でっかちになることで矢が頭部にあたっても重傷にならず
そのまま多くの戦の前線に立ち続けたという。
そんな彼の姿を見た酋長はイワヒコに従うようになり、
自然と大きな遊牧民国家の形成へと向かっていった。
そんな最中ニョローン半島の民が殺戮される事件が起きる。(280年:天孫の雷事件)
犯人は天孫島の者であるとのことだが、現代になっても定かではない。
彼に従っていた半島民を守ることを理由にイワヒコはニョローン半島へ出兵。
天孫人を追い払い、レコバカーリ大陸の覇者として平和をもたらした。
(天孫人は皆無傷で撤退していったという。)
現在でもレコバカーリ大陸では各民族国家が話し合いで物事を進めることが多い。
これはイワヒコが各酋長を集めた宴会場を政治の場所にしたことが元であるという。
(カラケ・ジャン・オードルー)
結果、小競り合いはあるものの、比較的大きな戦乱の生まれない気質の大陸である。
現在のレコバカーリ大陸の「イー・ユー」はまさにずっと続いてきたものなのである。
コラム:モ・コレイジョ・モケナ・イーヨ(金無き子)
イワヒコは遊牧民の酋長の息子であったが、
父:ホノヒコは子に決して裕福な生活をさせなかったという。
彼はそのため、商いの場ではどんな状況でも「コスパ」を重視し、値切り続けた。
彼と相対する商人は日増しに減っていき、最後には誰も取引してくれなかったという。
特に他の島や大陸から来た商人はイワヒコが来たら顔を伏せる有様であった。
国をまとめることは上手くても金融リテラシーがないと、こういうことが起こんだね。
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