スノッブとバンドワゴン
- ナムル皇帝 
- 2023年5月26日
- 読了時間: 1分
部活帰りのある夕方。
「ラーメン食いたいね〜。」とスノッブは言った。
親友のバンドワゴンは「賛成!」と一緒に行くことにした。
匍匐前進しながら町中へ向かうと行列のラーメン屋があった。
バンドワゴンは「並んでいるし、美味しいに決まっているよ。ここに入ってみよう。」
と提案した。
しかしスノッブは「裏路地に人気はないけれど、知る人ぞ知るといった感じのラーメン屋があったじゃないか。ああいう細々とやっているところの方が美味しいものだよ。そっちに行こう。」
二人共、喧嘩するのは嫌いなのでラーメンを辞めて
牛丼を食いに行ったとさ。このことから
他者の消費行動が多そうだと自己消費したくなることを「バンドワゴン現象」
他者の消費行動が少なそうだと自己消費したくなることを「スノッブ現象」
というようになった。
現代のマーケティングではメジャーな手法となっている。
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